刺繍をはじめよう!
+ 初心者のための基本と道具 +
刺しゅうは、針と糸さえあればいつでもはじめることができます。初めて刺しゅうにチャレンジする方に向けて基本のやり方をします。
基本の道具と材料
刺しゅうを始めてみたいけれど、いっぱい種類があって、どこから始めたらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
まずは必要最少限のものを用意してみましょう。
刺しゅう針
刺しゅう針は、普通の縫い針と違い、針穴が大きく糸を通しやすくなっています。教室では、主にフランス刺しゅう針の3番と7番を使っていて、最初はこの2本があれば大丈夫。
糸切りばさみ
そして、刺しゅう糸を切るのに、糸切ばさみがあるとよいです。 よく切れるものを一つ持っておくと作業がスムーズにすすみます◎
まずは必要最少限のものを用意してみましょう。
刺しゅう針
刺しゅう針は、普通の縫い針と違い、針穴が大きく糸を通しやすくなっています。教室では、主にフランス刺しゅう針の3番と7番を使っていて、最初はこの2本があれば大丈夫。
糸切りばさみ
そして、刺しゅう糸を切るのに、糸切ばさみがあるとよいです。 よく切れるものを一つ持っておくと作業がスムーズにすすみます◎
せっかくなら、お道具を揃えたいという方は、
刺繍枠とトレーサーもあると良いです。
刺しゅう枠
刺しゅう枠
刺繍枠は色んなサイズがありますが、最初に一つ買うなら小さめの8cmまたは10cmサイズのものが扱いやすいです。
トレーサー
トレーサーは図案を写すための道具です。先が丸くなった細い金属でできています。
布と刺繍糸について
布について
布の素材は、コットンでもリネンでも好きなもので問題ありません。教室では、初めての方でも刺しやすいようにリネンの生地を使ってレッスンしています。
刺しゅう糸
最もポピュラーなのが25番糸とよばれる刺繍糸で、手芸屋さんに行くと色とりどりの糸がケースに入って販売されています。
布の素材は、コットンでもリネンでも好きなもので問題ありません。教室では、初めての方でも刺しやすいようにリネンの生地を使ってレッスンしています。
刺しゅう糸
最もポピュラーなのが25番糸とよばれる刺繍糸で、手芸屋さんに行くと色とりどりの糸がケースに入って販売されています。
刺しゅうの始め方
How to Start
How to Start
図案の写す方法は色々ありますが、ここでは教室でお伝えしている一番オーソドックスなやり方を説明いたします。
1. トレーシングペーパーに写す
1. トレーシングペーパーに写す
まず、図案をトレーシングペーパーに描き写します。トレーシングペーパーは、文房具屋さんや100円ショップなどでも売っています。
2. コピーペーパーで布に写す
次は布に写していきます。このとき、コピーペーパーとよばれるものを使います。お裁縫用の一般的なものでよいのですが、教室ではその描きやすさから「 コスモ 刺しゅう用コピーペーパー」を使っています。
やり方は、まず布の上に、コピーペーパーをのせ、さらに図案を描いたトレーシングペーパーをその上にのせて、ズレないようにまち針でとめます。
トレーシングペーパーの図案を上からトレーサーでなぞると、コピーペーパーによって布に図案が転写されます。このときにセロファン(お菓子のパッケージなどについてくる端切れでOK)を上にかぶせて使うと、図案を保護できるのでおすすめです。
トレーシングペーパーの図案を上からトレーサーでなぞると、コピーペーパーによって布に図案が転写されます。このときにセロファン(お菓子のパッケージなどについてくる端切れでOK)を上にかぶせて使うと、図案を保護できるのでおすすめです。
力加減が弱すぎると写らないので、ズレないようにちょっとだけめくって確認してみてください。刺繍をする前は、このような線と点だけの図案です。
それを刺繍をすると、最終的にこんな感じになります。
刺してみよう
How to Sitch
How to Sitch
刺繍糸は8メートルの長さの糸が束になっています。ラベルのところを持って、絡まないようにゆっくり引き出しましょう。
糸は約50センチくらいの長さにカットして使います。
糸は揃えて使う
糸は揃えて使う
刺しゅう糸は、細い6本の糸がゆるくより合わされています。作り方によく「3本どり」など、「●●本どり」と書かれているのは、細い糸を何本使うかを表しています。
約50cmにカットした糸から、必要な本数を1本ずつ引き出します。
約50cmにカットした糸から、必要な本数を1本ずつ引き出します。
ここで大事な作業が、必ず糸の並びを揃えること!美しく仕上げるポイントです。
糸の通し方
糸を二つ折りにして通す方法が、慣れてくるとやり易いのでおすすめです。
糸の通し方
糸を二つ折りにして通す方法が、慣れてくるとやり易いのでおすすめです。
① 糸を刺しゅう針の針穴部分にかけて二つ折りに、指先ではさんで糸に折り癖をつけます。
②折った状態のまま、針穴に通します。
③糸をひいて、糸の準備ができました!
慣れないうちは、糸通しをつかってもOKです。
慣れないうちは、糸通しをつかってもOKです。
刺繍のステッチは100種類以上、とてもたくさんありますが、実は覚えるべき基本ステッチは多くありません。
たとえば、上の写真のようなお花はたった6つのステッチだけで刺しています。
ここでは覚えておきたい基本のステッチ名をご紹介します。
アウトラインステッチ
草冠の青い茎部分を、アウトラインステッチで刺しています。ロープのようにねじれて見える線を描くことができます。
たとえば、上の写真のようなお花はたった6つのステッチだけで刺しています。
ここでは覚えておきたい基本のステッチ名をご紹介します。
アウトラインステッチ
草冠の青い茎部分を、アウトラインステッチで刺しています。ロープのようにねじれて見える線を描くことができます。
フレンチナッツステッチ
黄色の点は、フレンチナッツステッチです。針を使って結び目をつくるステッチで、点を表現することができます。
フレンチナッツを密集させて、立体的なお花をつくることもできます。
黄色の点は、フレンチナッツステッチです。針を使って結び目をつくるステッチで、点を表現することができます。
フレンチナッツを密集させて、立体的なお花をつくることもできます。
チェーンステッチ
黄色のお花は、チェーンステッチを使っています。チェーンステッチは、線を描いたり、面を塗りつぶすのにも使える便利なステッチです。
サテンステッチ
緑の葉っぱ部分は、サテンステッチです。サテンステッチは、美しく糸が並ぶように丁寧が刺し方が求められるステッチです。
黄色のお花は、チェーンステッチを使っています。チェーンステッチは、線を描いたり、面を塗りつぶすのにも使える便利なステッチです。
サテンステッチ
緑の葉っぱ部分は、サテンステッチです。サテンステッチは、美しく糸が並ぶように丁寧が刺し方が求められるステッチです。
サテンステッチは、基本のステッチの中でも難易度が高めですが、これが綺麗にできるようになると上達が感じられて嬉しくなるステッチです◎
刺繍の材料は身近なお店やネットで簡単に手に入る上、ステッチの刺し方や色を組み合わせる事で、表現を無限に広げることができる素敵な世界です。
オンラインストアにも基本の道具などを置いてますので、よかったら刺繍の世界をのぞいてみてください。
刺繍の材料は身近なお店やネットで簡単に手に入る上、ステッチの刺し方や色を組み合わせる事で、表現を無限に広げることができる素敵な世界です。
オンラインストアにも基本の道具などを置いてますので、よかったら刺繍の世界をのぞいてみてください。
基本の刺繍道具はコチラ
Basic Tools
Basic Tools
初心者向け刺繍キット
Embroidery Kits
Embroidery Kits
ABOUT
北欧てしごと教室
"手仕事のある豊かな暮らし"をコンセプトに
東京・代官山で北欧の手芸クラフトのレッスンを開催している教室です。
北欧てしごと教室
"手仕事のある豊かな暮らし"をコンセプトに
東京・代官山で北欧の手芸クラフトのレッスンを開催している教室です。
ONLINE LESSONS
オンライン受講
教室レッスンをご自宅で学べる動画視聴スタイルのオンライン受講もあります。いつでも好きなときに繰り返し学ぶことができます。
オンライン受講
教室レッスンをご自宅で学べる動画視聴スタイルのオンライン受講もあります。いつでも好きなときに繰り返し学ぶことができます。